Medical Examination Center of Chubu Medical Association

Q&A

Q&A

X線検査 Q&A

Q.放射線は有害と聞きました。毎年胸部レントゲンを受けてますが大丈夫でしょうか?

A.1回の胸部撮影での入射表面線量は約0.2mGyです。放射線による人体への影響には確定的影響と確率的影響がありますが、 この程度の被ばく線量ではいずれもなんらかの影響があらわれることはありません。安心して検査を受けてください。

 

Q.X線写真は何回まで撮影しても大丈夫ですか?

A.放射線の影響が統計的に調べられるようになって、発がん、白血病などの危険性についてのデータが求められてきました。 ただし、それは線量が比較的に多い場合についてのデータを元にしたもので、X線検査のように線量が少ない場合についてのデータはありません。

  検診では、有意な自覚症状のない多くの健康な人々が定期的に受けるという点で通常の検査とは大きく意味が異なりますが、 病気の早期発見、早期治療という立場から重要な意味をもつ検査です。また。現在、病気で医療機関を受診されている方は、病態の把握と経過観察という利益がはるかに大きいので、必要な検査は回数を心配せずに受けられることをお勧めします。

 

Q.放射線を受けると白血病になりやすいと聞きますが本当でしょうか?

A.白血病は骨髄の造血細胞の異常増殖であると考えられています。 したがって、造血臓器である赤色骨髄が被ばくしなければ白血病の発生は全く心配ありません。 通常のX線検査では白血病が発生するような線量を赤色骨髄が受けることはないので、白血病になる可能性はほとんどないと考えてよいでしょう。 癌についても、大量の放射線を受けると癌になる確立が高くなりますが、それが放射線のために発症したというのが明らかにわかる診断レベルで用いられることはありません。

 

Q.胸部撮影において鉛プロテクタ防護の必要はあるのでしょうか?

A.必要ありません、一般の胸部撮影の入射表面線量は約0.2mGyですから、女性や男性の生殖腺の位置での被ばく線量はその1/50から1/100となります。 したがって、照射野絞りを適正にすれば、生殖腺防護のプロレクタは必要ありません。

 

Q.妊娠中にX線検査を受けた場合のリスクについて教えてください。

A.X線の身体への影響はX線を受けた体の部位と線量に依存します。 妊娠中の胎児への影響は胎児が直接X線を受けた場合のみ問題となります。 胎児のリスクは胎児死亡(流産)、奇形児の発生、精神発達の遅延、小児がんの発生、出生児の遺伝的影響などがありますが、 被ばく線量と胎児の月齢によっても影響は異なります。胎児の確定的影響のしきい値は約100mGyと言われてます。

 

Q.胃のX線検査を受けた後で妊娠がわかり、胎児への影響が心配です。

A.妊娠初期には本人も気付かないまま、X線検査を受けて腹部に被ばくしてしまうことがあります。 その場合、おそらく受胎後2~6週の時期であると考えられます。この時期には主要器官の形成期であり、奇形発生の可能性が考えられますが、 この検査による被ばく線量は4~10mGyと推定され、奇形発生のしきい値の1/10程度ですので、胎児への影響を心配する必要はありません。

 

Q.生殖腺に放射線を受けると子供が出来なくなるのですか?

A.かなり高い放射線を被ばくしないかぎり、一時的であっても不妊になることはありません。 つまり、少しでも被ばくしたら不妊になる可能性があるのではなく、一定の線量以上被ばくしないと不妊にはならないのです。 また、不妊になる放射線の量については多くのデータがあり、一時不妊(一時的に不妊になり、後で回復する場合)と永久不妊になる線量がわかってます。

  一時不妊や永久不妊になる線量はそれぞれ一時不妊では男性で150mGy、女性で650mGy、永久不妊では男性で3.5~6Gy、女性で2.5~6Gyとなってます。 つまり、男性が150mGy、女性では650mGy以上被ばくしないと一時的にも不妊になることはありません。不妊になるのは生殖腺が上記の線量を被ばくした場合だけで、身体の他の部位を被ばくしても不妊にはなりません。 通常のX線検査で男性、女性ともに生殖腺が上記の線量以上被ばくすることはなく、不妊の心配はいりません。

 

Q.放射線を被ばくすると子供に影響が残るでしょうか?

A.本人の被ばくがその子孫に与える影響を遺伝的影響と言います。 ただし、遺伝的影響が起こる可能性があるのは生殖腺が被ばくした場合で、それ以外の場所(例えば胸部)を被ばくしても遺伝的影響は起こりません。 つまり、男女ともに生殖腺に被ばくしないかぎり遺伝的影響を心配する必要はありません。 また、染色体異常などの遺伝的影響はもともと自然発生する確率もありますが、人による疫学調査では、放射線に被ばくした事により遺伝的影響が有意に増加したことは確認されていません。 したがって、遺伝的影響を心配する必要はほとんどありません。 また、X線検査を受ける便益(受診者にとってのメリット)が遺伝的影響というデメリットよりも充分に大きいことを理解することが大切です。

 

Q.X線検査室の周りには放射線が漏れていませんか?

A.X線検査室の周りは管理区域と呼ばれ管理されています。 3ヶ月間で1.3mSv以下になるような対策がとられていて、装置を使い始める前に測定することや、6ヶ月に一度はその値を確かめなければならないことになっています。 3ヶ月で1.3mSv以下という値は、3ヶ月間検査室の壁際でじっとしていても、胸部の写真を正面と側面の2枚撮った程度の被ばく量だということです。 1.3mSvは規制値ですので、実際はもっと少なくなるように設計されています。

 

マンモグラフィ Q&A

Q.マンモグラフィ(乳房撮影)って何?

A.乳房のエックス線写真の事です。

  乳房はやわらかい組織でできているため、普通の胸部エックス線写真などとは違い、乳房専用のエックス線撮影装置を使って撮影します。

 

Q.どうやって検査(撮影)するの?

A.撮影は乳房の片方づつ行います。

  乳房をのせる台とプラスチックの板で乳房を挟んで行います。この挟むことを圧迫といいます。上から下に挟む方法と、横に挟む方法の2種類の撮影法があります。

 

Q.痛いと聞いたのですが?

A.乳腺を胸壁からなるべく離すために強く引っ張りながら押さえますので、痛みを感じられる方もいらっしゃいます。 痛み方も個人差がありますので、リラックスをすることで少し改善できます。

 

Q.なぜ圧迫するの?

A.この検査は、1mmより小さい病気を見付ける事が出来ます。また、しっかりと“圧迫”をすることでよりよい写真を撮ることができ、 エックス線の被ばく量が少なくなります。よりよいマンモグラフィを撮るためには、“圧迫”は必要なことですのでご協力をお願いします。

 

Q.胸部(エックス線)の検査をしたばかりですが・・・

A.私たちは普段の生活している中で大気中などから自然放射線を意識せずに浴びています。 年間一人あたりの線量は2.4mSvと報告されています。 マンモグラフィーで受ける乳房の被ばくは、日本人の平均的な乳房で一回の撮影で0.065mSvです。胸部エックス線撮影では0.02mSvです。 エックス線検査ですので少しは被ばくを伴いますが、乳房だけという部分的なものなので特に問題はありません。 またこの検査によって何か影響がでるという値ではありませんので心配はありません。安心して検査をお受け下さい。

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