胃カメラ検査について
検査の方法
胃カメラには2種類あります。
1.経口胃内視鏡検査(口から挿入する方法)
2.経鼻胃内視鏡検査(鼻から挿入する方法)
胃カメラの料金
・胃内視鏡検査(経口・経鼻) 料金 17,600円(税込)
・バリウム検査から胃内視鏡(経口・経鼻)への切替
料金 7,700円(税込)
・鎮静剤 料金 1,100円(税込)
検査について
胃カメラ検査は、直径6mm(経鼻内視鏡は約5mm)ほどの細い管を挿入し、食道・胃・十二指腸を詳細に観察し、診断をします。
経鼻内視鏡検査の特徴
【長所】
1.吐き気が少ないから楽
2.カメラの太さが先端部で約5mmと細い。
3.会話ができる
検査中も会話ができますので、医師と自由にお話できます。
【短所】
1.鼻の痛み・鼻出血
鼻腔が狭い人や鼻の病気を持つ人は。鼻の痛みや鼻出血を起こすことがあります。多くは一過性です。
また、時々鼻からの挿入が困難なことがあり、その時は経口内視鏡に変更になるか、中止になることもあります。
2.口からの内視鏡(経口内視鏡)より、検査時間が2~3分ほど長くなります。
【経鼻内視鏡検査を選ぶ目安】
※吐き気が強い人、口からの胃カメラがつらい人や不安が強い人は、鼻からの胃カメラ(経鼻内視鏡検査)をおすすめします。ただし、血液をサラサラにする薬や出血しやすくする薬を飲んでいる人は、鼻からの胃カメラ(経鼻内視鏡検査)はできません。
※口からの胃カメラがあまり苦痛でない人は、口からの内視鏡(経口内視鏡検査)でも問題はないと思います。
※どちらの胃カメラも難しい人は、胃のバリウム検査でも代用できます。
鎮静剤を使用した胃カメラ検査(経口のみ)
不安や苦痛を少なくし、できるだけ楽に検査が受けられるように、ご希望の方には鎮静剤を使用した胃カメラ検査を行っています。
鎮静剤の使用をご希望される方は、検査後1時間程休んでいただきます。効果は人によって異なりますが、半日ほど眠気やふらふら感が続くことがあります。
※鎮静剤を使用した当日は、自動車、バイクの運転はご遠慮いただいておりますので公共交通機関にてご来所下さいますようお願い致します。
※鎮静剤を使用した胃カメラは準備や検査そして検査後の安静に時間がかかるため、人数制限をさせていただいていますので、ご希望に添えないこともあります。
※鎮静剤の使用を希望の場合でも、以下にあてはまる事項が1つでもある場合は、副作用が強く出やすいため当施設では鎮静剤の投与はできません。
○75歳以上 ○心臓病 ○脳卒中 ○透析中
○妊娠中または妊娠の可能性がある
○重症筋無力症などの神経筋疾患
※当日の血圧、心電図等により胃カメラ担当医の判断でご希望に添えない場合もあります。
胃カメラを受ける際の注意点
※胃カメラの際、指で血液中の酸素濃度を測ることがあるため、マニキュアは塗らないで下さい。
※糖尿病の方は当日は糖尿病のお薬を飲まないで下さい。インスリン注射も打たないで下さい。