概 要

本会は医道の高揚、医学、医術の発達普及と公衆衛生の向上を図り似て社会福祉を増進することを目的とした学術団体として、 戦後間もない昭和26年に発足しましたが、昭和63年にはその会活動の拠点となる中部地区医師会館を建設、地域住民の医療ニーズに応えるため会館内に「中部地区医師会検診センター」を開設し従来の学校保健事業、 予防接種事業等の他、各種検診事業、在宅医療、産業保健活動等を展開しております。

1.管内121校に学校医を配置

(管内市町村/沖縄市、宜野湾市、うるま市、西原町、北谷町、嘉手納町、中城村、北中城村、読谷村) 沖縄の本土復帰と同時に始まった学校保健法に基づき学校医を配置
高等学校(19校)、中学校(34校)、小学校・幼稚園(64校)、特別支援学校(4校)


2.管内自治体の委託を受け予防接種を実施

沖縄の本土復帰と同時に、予防接種実施主体が保健所から市町村自治体に移管されたことに伴い予防接種業務委託契約を管内市町村自治体と締結し、 予防接種事業を実施。
・ポリオ/DT/DPT/MR/麻しん(はしか)/風しん/日本脳炎/インフルエンザ


3.医師会検診センターの運営

〈検診センターの主な事業内容〉

  • 人間ドック
  • 一般健康診断
  • 特殊健康診断
  • 労災二次健診、THP(体力測定)
  • 住民検診
  • がん検診
  • 学童検診
  • 職域検診
  • 特定健診、保健指導
  • ワクチン接種
  • 臨床検査


4.医師会訪問看護ステーションの運営

高齢化が進む現在、在宅医療の一翼として医師会員との連携の下に実施される「中部地区医師会訪問看護ステーション」を平成7年より開設。


5.中部地域産業保健センターの運営

平成6年度より沖縄労働基準局の単年度契約の委託を受け、従業員50名以下の中小企業の産業保健の向上を目的に「中部地域産業保健センター」を開設。


6.医師会立ぐしかわ看護専門学校の運営

平成3年の沖縄県立コザ看護学校の統廃合に伴い、中部地区における看護師養成施設がなくなったことに加え、昨今の看護師不足問題等から、本会では平成20年4月、うるま市昆布に「ぐしかわ看護専門学校」を開設。
課程:医療専門課程・看護学科(3年課程)
定員:240名(1学年80名)


7.自治体や各種団体の主催するイベント等の万全をサポートするための医師・看護婦の派遣

おきなわマラソン/沖縄国際カーニバル/県知的障害者スポーツ大会/シーポート北谷トライアスロン/ぎのわん車いすマラソン/その他